「ビーフストロガノフを作ってください」
こんにちは。
突然どうした、と思われるかもしれません。
今回お伝えしたいことは、
「マニュアルってすごい！」
という内容です。
さて、あなたの会社に業務マニュアルはあるでしょうか？
ほとんどの会社では作っていないか、
あっても「担当者がメモ的に自作しているレベル」ではないでしょうか。
そもそもマニュアルというものに、あまり良い印象が無い経営者の方も多いかもしれません。
「マニュアルが無いと動けないスタッフになる」
「うちの仕事は職人技だから、マニュアル化できない」
などという話はよく聞きます。
しかし、私は声を大にして言いたいです。
マニュアルはすごいです。
マニュアルの有無で組織作りの成功率が大きく変わるといっても過言ではありません。
マニュアルがいかにすごいかというと、冒頭のビーフストロガノフの話になります。
普段ほとんど料理をしない、私のような人間でも、マニュアル（レシピ）さえ見れば
ビーフストロガノフを作ることができます。
もちろんプロの味にはかないませんが、とはいえそこそこ美味しいものができるでしょう。
もしレシピが無かったら・・？
感覚で作るか、
料理できる人にわざわざ教えてもらうかするしかありません。
仮に教えてもらっても、一回で覚える自信は無いので何度も聞くことになるでしょう。
自己流でやるようになると味は毎回安定しなくなるかもしれませんし、
作る人によって違う味になります。
たった一枚のレシピ＝マニュアルがあるだけで、これらの問題が全て解決するのです。
すごくないですか！？
未経験者でもマニュアルがあれば業務ができ、
他のスタッフ（あるいは経営者）の貴重な時間を奪われずに済みます。
つきっきりで教えなくても、マニュアルどおりに仕事してもらうだけで
スキルが身につきます。
マニュアルがあれば業務内容が統一化され、誰がやっても同じクオリティを発揮できます。
優秀な人のやり方をマニュアル化し他の人も真似することで、
スタッフのスキルアップになります。
このように、マニュアルには多くのメリットがあります。
もちろん、職人技のように、完全にはマニュアル化できない部分もあるでしょう。
とはいえ、それでも、できる限りの部分をマニュアル化することは、
組織として運営していく上では非常に重要です。
マニュアル作りは大変ですし、すぐに絶大な効果が出る！
というものではないかもしれませんが、
少しずつでも進めてみましょう。
それが、数か月、数年後にあなたの大きな助けになります。
