今回は、
「大抵の問題は分解すれば解決する」
というテーマです。
経営していると、日々色々な問題が起きますよね。
経営だけでなく、生きていると日々問題だらけです。
ちなみに、【問題】とは、別に「大きなトラブル」だけではありません。
ちょっとした、「これ、どうしよう」ということだって【問題】です。
さて、そのような問題をどうやって解決するか?という場合に、
お勧めの手法があります。
それは、「分解する」ということです。
問題をそのまま直視すると、何から手をつければよいのか分からないことが多いです。
そこで、分解して、一つ一つを小さくするんですね。
そうすると、見えてくるものがあります。
例えば、
「売上、もっと上がらないかな」
こうやって漠然と見ると、何をすべきか分かりづらいです。
そこで、売上を「要素」で分解するわけです。
売上 = 客数 × 客単価
売上は、お客さんの数を増やすのか、客単価を上げれば良いと分かりました。
さらに、
客数は「新規のお客さん、既存のお客さん」
客単価は「商品単価と購入点数」
という風に、さらに分解すれば、売上アップのアイディアも出やすくなります。
あるいは、「プロセス」で分解するという方法もあります。
例えば、営業がうまくいかない、という場合。
営業の流れを一つずつ分解して細かく見て、どこを改善すべきかを見つけます。
まず、テレアポのリストの数は足りているか
↓
リストの内容は、ちゃんとターゲットに合っているか
↓
何件に電話したか
↓
何件、つながったか
↓
何件、決済担当者と話せたか
↓
何件、興味をもってもらえたか
↓
何件、アポが取れたか
↓
何件、実際に会えたか
↓
何件、実際に会って興味をもってもらえたか
↓
何件、次のアポが取れたか・・
こうやって分解していくと、どこを改善すべきか分かりやすくなります。
「問題は分解して考える!」
これ、本当に使えますので、取り入れてみてください。