今回は、
「従業員のモチベーションの話」
というテーマです。
スタッフのモチベーションが低い!
やる気あるのか!
と嘆く経営者は少なくないと思います。
今回はそんなモチベーションの話です。
もちろん、スタッフにはモチベーション高く、
やる気があふれた状態で働いてもらいたいでしょう。
でも、それって社長がコントロールできますか?
「モチベーションを上げろ!」
と言われて、人はモチベーション上がりますか?
無理ですよね。
仮に一瞬上がっても、すぐ元に戻ります。
人のモチベーションはコントロールできないのです
(※恐ろしいことに下げることはできます)。
なので、そもそも
「モチベーションを上げよう」
などとは考えないほうが良いです。
とはいえ、できるだけモチベが高く働いてほしいですよね。
そこで、
「ハーズバーグの二要因理論」
をご紹介します。
これは、働く人はこんな時にモチベが上がるよ/下がるよ
ということを研究したハーズバーグ師匠の理論です。
●衛生要因・・不足するとモチベが下がるもの
・給与
・福利厚生
・経営理念と経営方針
・同僚との関係
・上司との関係
●動機付け要因・・満たされるとモチベが上がるもの
達成すること
承認されること
仕事そのものへの興味
責任と権限
昇進や成長
つまり、給与や労働環境(人との関係含む)が悪いとモチベが下がり、
仕事のやりがいなどが満たされるとモチベが上がる、
ということです。
ポイントの1つは、
いくら給与や賞与などを上げても、モチベは長続きしない、ということです。
その瞬間は喜びますがすぐに慣れてしまうんですね。
社長個人の働きかけでモチベをコントロールすることはできませんが、
このような理論を知って、
モチベが下がらない、上がるような会社を目指してはいかがでしょうか。