今回は、
「引っ越しから学んだこと」
というテーマです。
めちゃくちゃ私事ですが、
この記事を書いているつい一週間ほど前に引っ越しをしました。
これまで、私は引っ越しは「人生において二番目に嫌いなこと」でした。
右のものを左に動かすだけ、という、何も産まない行動が
非常に面倒だったからです。
※余談ですが、にも関わらず私はこれまでの人生において
10回以上引っ越ししています
ところが、今回引っ越しをして、少し心境に変化がありました。
というのは、
「何事も、一か所に長い間とどまっていると、淀む」
と思ったからです。
今回引っ越しをするにあたり、当然、荷物を整理するわけですが、
その過程で不要なものを大量に捨てたり、
古くなったものを新調したりしました。
また、家具を動かすことで、陰に溜まっていたゴミなども見つかりました。
もし引っ越しをしていなかったら、
これらの不用品やゴミは、なんだかんだそのままでずっと滞留していたと思います。
なんというか、感覚的になりますが、それってとても
「淀んでいる」
と感じたんです。
それが、引っ越したことにより、その淀みが解消されました。
ずっと変化しないことは安定はしていますが、
淀みにもつながります。
水も、流れていないと淀みます。
たぶん、会社組織も同じことで、
ずっと変化がないと、安定はしますが、
淀むんだと思います。
有名なところだと、銀行の営業担当は、3年程度を目安に異動します。
それは、長く一か所にとどまって顧客と付き合いが長くなると、
不正などの温床になるからだそうです。
一般企業においても、人事異動という制度は
この淀みを解消するためにも必要なことなんでしょう。
色々な物事において、意図的に流れを作ることは大事なんだと思います。
そう考えると、あえて定期的に引っ越しをするのは
悪くないのでは、と思えるようになりました。
まあ面倒ですけどね。。
今回は私にしてはちょっと感覚的な話になりましたが、
今、何かに行き詰っている方は、こういう変化をしてみる・・
というのは一つの解決策かもしれません。