今回は、
「子育てから学んだこと」
というテーマです。
めちゃくちゃ私事ですが、
この記事を書いている時点で、私には2歳10カ月ほどの娘がいます。
たまに
「人の心がない」
と言われる私ですが、子供には愛情をもって接しているつもりです。
さて、そんなわが子ですが、
当然、小さな子どもなので、まだまだできないことだらけです。
当たり前ですが、
PCはできませんし、
Excelは使えませんし、
ビジネス文章も書けません。
でも、それで怒られたりしません。
当たり前ですが。
逆に、ちょっとでもできることが増えると、
めちゃくちゃ褒めてもらえます。
お絵描きできたね!
パジャマ一人で着れたね!
お歌、歌えたね!
という具合です。
もちろん、大人がそんなことをしても、
誰も褒めてはくれません。
何が言いたいかというと、
つまりは
「他人に対する期待値」
というものがあって、それによって人は他人への評価をしている、ということです。
小さな子どもへの期待値は低いので、ちょっとしたことでも褒められるし、
大人は当然期待値が高いので、子どもと同じことをしても褒められません。
ここで考えていただきたいのは、あなたの会社の従業員さんへの期待値はどうでしょう?
ということです。
妥当な期待値になっているでしょうか?
もしかしたら、あなたは
「なんでこんなことができないんだ!?」
「意識が低い!」
といつもピリピリしているかもしれません。
しかし、その従業員さんは、そもそもそれができるようにトレーニングされたでしょうか。
従業員に対して、社長と同レベルの意識を求めるのは妥当でしょうか。
「他人への期待値」
を今一度考えてみることで、もしかしたら過度な期待をしてしまっている、
と気づくかもしれません。
「他人への不満は、期待の裏返し」です。
そんな視点を持ってみると、そのピリピリが少し楽になるかもしれませんね。
まあ、2歳のイタズラやイヤイヤにはピリっとさせられる日々ですが・・