今回は、
「数字に強い社長になる第一歩」
というテーマです。
「数字に強い経営者になりたい」
と、なんとなく考えている社長さんは少なくないと思います。
では、そもそも【数字に強い】って何でしょうか?
基本的には、物事の色々なことを数字ベースで語れる人は
数字に強いといって良いかと思います。
感覚じゃなくて、数字の裏付けをもって語れることですね。
例えば、
「売上が落ちた」ではなくて、「〇〇に比べて、〇〇円下がった」
「儲からない」ではなくて、「目標〇〇円に対して、実績〇〇円」
っていう感じでしょうか。
そのためには、会社の経営に関する数字を色々と理解しないといけないですが、
とはいえ会社の数字もたくさんありますので、
何から手をつければ良いのか?
となりますよね。
お勧めは、
「毎月の固定支出を暗記する」
ことが第一歩かと思います。
固定支出とは、毎月決まって出ていくお金のことです。
例えば人件費、家賃、光熱費、リース、その他経費、銀行への返済などです。
固定支出は、文字通り固定で支払うものであり、
売上が0でも出ていくお金です。
逆にいえば最低限稼がないといけない利益、ということです。
もっというと、固定支出=目標粗利、となります
(※目標売上ではありません)。
なので、
「当社の固定支出は毎月平均500万円」
というところからスタートし、
「じゃあ、どうやって500万円の粗利を稼ぐか?」
を逆算し、売上や販売計画に繋げていくわけです。
固定支出の額は、ご自身で決算書から算出するか、
難しければ税理士さんに聞いてみてください。
この数字をまず覚えて、
「じゃあどうする?」
の考えを常に持つのが、数字に強くなる第一歩でしょう。
お試しください!