今回は、
「2万円で求人が倍増した事例」
というテーマです。
某士業の方から依頼されて、求人を手伝いました。
もともとその方も自分でハローワークやインディードなどに
出稿はしていました。
インディード経由で、一定数は応募は来ていたのですが、
求めている人材と違いすぎて
(そもそもなぜ応募してきたのか分からないような人ばかり)
難航していました。
そこで私がお手伝いしたところ、
2万円ほどのコストで、求めている有資格者の応募が
何件も入ってくるようになりました。
何をしたのかと言いますと、
まず、インディードに有料で掲載しました。
有料掲載することで、インディード内でも求人を見てもらえる可能性が高まりますし、
リクナビなどインディード以外の求人媒体にも出稿されます。
そして、こちらがメインなのですが、求人の掲載内容を大きく書き換えました。
というのは、
これまでの掲載内容は、必要最低限の仕事内容や募集要項しか載っていませんでした。
しかし、
依頼を受けてクライアントにインタビューしたところ、
実は、とても魅力的な環境や条件での募集であることが分かりました
(具体的な内容は伏せますが・・)。
そこで、求人の掲載内容を全面的に書き直したところ、
条件に近い人たちからの応募が次々と来るようになりました。
もちろん、給料などの待遇面は一切変えていません。
さて、私が普段から言っているのは、
「求人=マーケティング」
です。
集客するのも求人するのも、本質的には同じことです。
商品やサービスを売るときは、値段や簡単な商品説明だけでは売れません。
ターゲットを決めて、ターゲットに刺さるようなメッセージをしっかり届ける必要があります。
求人も同じことで、「単なる募集要項」ではなく、
求職者が魅力に感じる、ここで働きたい、と思うような内容である必要があります。
人手不足で大変な時代ではありますが、
文章一つで明らかに反応が変わることもありますので、
見直してみてください。