今回は、
「返したら借りろ!」
というテーマです。
普通、お金は
「借りたら返せ!」
といいますが、
私は逆に
「返したら借りろ!」
と言います。
これは銀行融資の話ですが、
資金繰りにおける非常に重要な視点です。
多くの経営者は、借入=嫌なもの
と考えているので、
できるだけしたくない、
借りたら早く返したい、
と考えます。
ただ、その考え方は資金繰りが苦しくなります。
なぜなら、返済資金というのは、
利益を出して
税金を払って
なお残ったキャッシュから充てるもの
だからです。
仮に1,000万円利益が出ても、税金が3割とすると残り700万円で、
もし年間の返済額が700万だとキャッシュは全く増えない、ということになります。
これを完済までずっと続ける・・というのは、
かなり大変です。
なので、無理に残高を減らそう、完済しよう、と考えず、
「返済した分はまた借りてキャッシュを増やす」
という風に考えましょう。
なんなら、毎年「返済した分は借りる」でOKです。
このようにしてキャッシュさえあれば倒産の心配もなく
精神的にもゆとりをもって経営できますし、
ここぞという時のチャンスに大胆に攻めることもできます。
そうやって堅実に利益を増やし、
「もうキャッシュの心配はないな」
というところまで来た後で、
借入を減らすことも考えていけばOKです。
何せ、「借入は嫌だから減らしたい」という考え方が
経営の安全性を損ないますので、
是非今回の考え方を知っておいてください。

